2021年8月2日よりここ墨田区をはじめ城東地域をスタートラインとして、活動をさせていただいております。
私はこの地域で20年以上前より地元不動産業者様や地主様等と交流を持たせて頂いておりました。皆様人情味に溢れる方が多く、いわゆる「江戸っ子気質」の方々が、自身の感性に合っていると常々感じておりました。特に本社のある墨田区は２３区内では工場敷地面積はダントツ１位のモノづくりの街でもあります。日本の伝統工芸品のひとつでもあるガラス細工の江戸切子等も多く作られております。また路地裏に入ると小さな工場も多く見ることができます。その他にも、日本で唯一ブレーキの博物館が何故か？ここ墨田区にあったり、名刺の博物館があったりと、２０件以上の工業製品等に関する博物館があるという技術の街でもあります。墨田区は東京スカイツリーだけじゃないんです。こうした古くからの「ものモノづくりとしての墨田区」、そして東京スカイツリーを始め、変わりつつある街に呼応し、「新しい人の流動性が生まれつつある墨田区とその周辺地域」に不動産やM＆Aの需要があると私は考えております。

弊社では不動産管理会社がM＆Aを行うタイミングで、不動産価値、市場価値、事業内容であればその質や人材価値等、そして数値化できない潜在的な価値のすべての要件を含めて企業様の価値算定することが重要であると考えております。一般的な財務諸表を中心としたデューデリジェンスでは見えてこない売手企業様の潜在的なバックボーンに注目できる点が不動産業を兼業しております弊社の最大の強みであります。こうした今まで我々が経験してきた不動産業特有のアナログ的で泥臭いスキルが、売手企業様・買手企業様の双方が安心して納得頂けるM&Aの実現に繋がると固く信じております。